「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ」、4日間のまとめ


【7日間ブックカバーチャレンジ】をご存知でしょうか?Facebookでまわってきたちょっと楽しいバトンです。色々な方の興味や影響受けたモノが垣間見れて面白いんです。主旨は下記のとおり。

「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ」参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿するというものです。

Reading favorite book
©Arito Art
Reading favorite book
©Arito Art

富士山麓のRyu-Galleryのオーナーで、陶芸家アーティスト山仲久美子さんからバトンを受け取りましたので、Facebookで毎日1冊律儀にアップしております。
しかし、タイムランに流れては消えてゆく寂しさがSNSにはあります。せっかく自分で書いた記事が消えていくのは寂しいモノ。また、Facebookでお友達でない方は読んでもらえないのも寂しいのです。正直どうでもいいよ、山縣の好きな本なんて、って思われそうですが(笑)ご興味あればお付き合い下さいませ。

1日目 「M.C.ESCHER(エッシャー)展·図録」

「M.C.ESCHER(エッシャー)展·図録」1991年
「M.C.ESCHER(エッシャー)展·図録」1991年

この図録は約30年間持っているモノです。1991年、確か中2の時に長崎オランダ村(今はないです)で観たこのエッシャー展で購入した図録です。エッシャーの絵は今でこそ日本でも有名ですがこの当時テレビや雑誌でも触れる機会はなく、あまりにも衝撃的過ぎました。長崎オランダ村は大好きで、恐らく3回目くらいでしたがここの美術館に入ったのは初。この図録は、ずる休みをしたり、風邪で学校を休んだ時は、何度も何度も眺めて読んで、山縣少年は胸を熱くしてました。
連続していく絵、上下が繋がった絵、異空間に繋がる絵、様々な角度が一枚にまとめられた絵、右脳や左脳がわくわくするというか、圧倒されました。

映画の話もそうですが、山口県のとある田舎において当時はエッシャーの作品なんて誰も知らないし話題にしたって面白くないんです、ひとりその凄い線と世界観に恋い焦がれておりました(笑)
映画も正直自分ほど観ている同級生はいなかったですし、話題が合わないんですよね(笑)小学校の時に観た「ミレー展(1984年)」の図録も何度も何度も観て読んで、今も手元においております。

どちらも宝物で東京に連れてきています。

長崎オランダ村が復活!?

今はなき、、、とお伝えしましたが、調べてみると、なんと2017年から復活しているようです(^^♪ハウステンボスの前身となった長崎オランダ村でしたが、ハウステンボスができて2001年に閉園したのですが、復活が嬉しい。必ずや行きたい。
あとはスペースワールドの復活を祈りたい。

長崎オランダ村
長崎オランダ村

2日目 「演技者へ!」

「演技者へ!」
マイケル·チェーホフ著 ゼン·ヒラノ訳

ゼン・ヒラノさんのサインもちゃかりもらっている
ゼン・ヒラノさんのサインもちゃかりもらっている

作家アントン·チェーホフの叔父にあたるロシア俳優マイケル·チェーホフの俳優トレーニングを文字化した名著。日本のメソードアクティングの第一人者、ゼン·ヒラノさんの訳で、そのツールを紹介した書になります。
身体と心の結びつきでアクト(演技)すること、ワイドブロードムーブメント、アトモスフィア、などなど伝えています。

この本は大学生の時、『中退して俳優なる』ことを父親に伝えるため実家に帰る前に新大阪駅のブックファーストで購入しました。ゼン・ヒラノさんも知らず、マイケル・チェーホフも知らなかったのですが、帯に記載のメソード・アクティングやマーロン・ブランドに心が反応しました。この本は20歳の山縣青年を支えた書です。(結局大学は卒業しました、あしからず、、、)
はっきり言って、読むだけではチンプンカンプン(笑)しかし何度も読んでアンダーライン多数ひいており、理解に努めていました。この本に記載のツールは、そもそもその演技を体験したり目の当たりにしないと分かりません!

それからおよそ9年後、まさにゼン·ヒラノさんのもとで修行した俳優に出会ったことで、本が生き返ったのです。しかもその先輩は、大阪で初舞台を踏んだ時にお世話になった先輩俳優でした。大阪に居た頃の演技とは全く違うリアリティ溢れる圧倒的な演技に驚きました。先輩と再会したことで、これまで様々に読みふけったメソードアクティングの書物たちの意味が繋がり(読むだけでははっきり言ってどの書物も演技には繋げにくい)、一緒に俳優トレーニングを体験し、目の当たりにし、メソード俳優たちを演出する機会に恵まれ、心と体の繋がる演技に心底踏み入れる起爆剤になりました。
まさに運命としか言いようがない(言い過ぎ)ものを感じました。俳優、演出家として心理学、深層心理を勉強していましたが、すべて繋がっていくのです。そういう意味でおもしろくてしかたのない本です(笑)マニアックですよね?

どうして海外の俳優たちのアクティングと日本の演技は違うのか、たくさん感じることができました。客演して、他の演出家のことや、ドラマの現場に行っても、求めるクオリティが違い過ぎていて、あれれ?いいの?そんなんで??ってなったり、そもそも視点が違ってないか?って、胸のつっかえを感じてました。
だからこそ、ゼン·ヒラノさんのもと、また奥様のミユキ·ヒラノさんのもとで俳優トレーニングしている俳優たちに出会えたことは最高に幸せでした。語ったらキリがない(笑)

「感情の解放―演劇表現の本流、ザ・メソード・アクティング 」もおススメ

ミユキさんの著「感情の解放 フィーリングリベレーション」も面白いです、感情を放出する俳優を志す方々、あるいはすでに俳優の方々、名著です。

3日目 「聖なる予言」

「聖なる予言」

「聖なる予言」
ジェームズ·レッドフィールド著

あからすじ
南米ペルーの森林で、古代文書が発見された。そこには人類永遠の神秘、魂の意味に触れた深遠な九つの知恵が記されているという。偶然とは思えないさまざまな出逢いのなかで見いだされる九つの知恵とは。
※Amazon参照

今でいうスピリチュアル系です。多感な大学生の頃(20年前)に読んで衝撃を受けました。それから何度も読み返し、上京して最初に書いた舞台脚本の底辺にもなりました。また、その後「第十の予言」「第十一の予言」と出版され読み進め興奮したのを覚えています。それから随分あとになりますが2015年に「第十二の予言」が出版され、まだ続いていたのか?と驚きつつ読みました。しかし、この最初の書が一番心に染みています。去年、子どもが生まれることがわかってもう一度読み直しました。
この本のラストになりますが(※ネタばれ注意)

「子どもは親を選んで生まれてくる」

という魂の流れは、「子どもは親を選べない」という科学的なこととは逆説的で、そう思いたかったことを納得させてくれたような本でした。科学を越えて、もっと宇宙的で、五次元で、とてもとても考えた本です。今、私自身がパパになって、子どもが我が家に来てくれたことを思うと、感謝せずにはいられないし、この「聖なる予言」のヴィジョンに心地よさを感じるのです。
ちなみに大好きな映画「インターステラー」にも私の中では繋がっています。

※映画「インターステラー」はこちらの記事で記述しております。
 →映画『アド・アストラ』から観る、おすすめ宇宙映画TOP5

4日目 「合言葉は勇気」

文庫本になっていた!

「合言葉は勇気」
脚本 三谷幸喜

これは2000年のテレビドラマ、三谷幸喜作品「合言葉は勇気」のシナリオ(脚本)です。主演、役所広司さん、香取慎吾さん、そして田中邦衛さん、鈴木京香さんなど、個性派俳優がこぞって出演した名作。
上京して最初の年がまさに2000年、三谷幸喜脚本の凄さをまざまざと見せつけられ、この本を購入して、その脚本や物語の構造の理解と学習にたっぷり使用させて頂きました。三谷幸喜さんは、その後何度もこの中にあるパターンを使ってます。舞台も「ショーマストゴーオン」「君となら」「巌流島」もホントに楽しくて、三谷幸喜監督第2作目にあたる映画「みんなの家」は最高でした!第3作にあたる映画「マジックアワー」は、まさにご自身の作品模倣の集大成です。

このドラマに限らずですが、このドラマの脚本を書くにあたっての面白さのポイントは下記の内容です。

・偽物がホンモノ以上に頑張る!
・関係ない人たちの為になぜか頑張る!
・仲間が増える
・法廷もの

これらがたっぷり詰まった名作だと思います。20代の舞台の山縣作品には、三谷幸喜作品から色々と影響を受けました。もちろん、作家として、他にも影響受けた作家さんや脚本家はたくさんあります。

「愛事あは勇気」手持ちの本は、ソフトカバーです。
懐かしい。
「愛事あは勇気」手持ちの本は、ソフトカバーです。
懐かしい。

まとめ

7日間となると7冊の紹介となりますので、ひとまず4日目にあたる4冊までご紹介させて頂きました。
記録を残しておく、という意味でもこちらのblogにもアップしておこうと思い立ちました。一部加筆修正しております。
作家としては、「~~から影響を受けた」というのは秘密にしたいものがあったり、お伝えしたいと思うものがあったりします。恥ずかしい話、表に出したくない作品群が多数あります。器が小さいですよね・・・、それはそれで心の中にしまっておきます。
あと3冊は、また次回にでも(^^♪

About aritoo

アーティスト(俳優、脚本家、演出家、絵描き)として、感じたままを様々な媒体を通して放出。また芸能プロで演技講師に力を入れ、現在メソードアクティングを紐解きながら世界で通用する俳優を育成する。

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