「神話って哲学なの?」展へ出展!


2020年最初の展覧会出展となります。

〇会期: 2020/2/16~3/1(日)11:00~17:30
 ※2/17.24(月)は休廊

〇出品者
伊藤千史 犬塚真由美 Ayuu 市場勇太 角田幸彦
香愛 田中千夏 田端優子 ちばえん しながわあやか
布花 はな*はな 日千花 藤本靖子 渡辺つぶら
ワタナベ津雪 山縣有斗 山仲久美子

〇場所:富士山の見えるギャラリー RYU-GALEERY
〒418-0001 富士宮市万野原新田3920-11

神話と哲学が色々な表現で放出しています。

展示風景はこんな様子ですよ。

Arito Artの作品がどれか見つかりましたか?

是非、肉眼で絵をLIVEで観て頂きたいところです。 2/16にはOPENINGパーティがあったのですが、都合で行けず、残念でした。 たくさんのアーティストが参加されていますので、お会いしたいのです。

Arito Arto 新作公開!

Arito Arto 新作公開!
©Arito Arto

ここでは敢えて、言葉で説明しません。
以下、この作品になっていった経緯を記述していきたいと思います。 決まった作品の見方なんてないのですが、この作品は「文」もセットなのです。 それは最後に添付しておきます。

「神話って哲学なの?」をめぐる

さて、この富士山の麓、富士宮市の素敵なギャラリーで今回、何点出展するか?
「神話って哲学なの?」という表題から想いを巡らせていました。

神話って何を思い浮かべますか?

ギリシャ神話、日本で言うと、日本書紀、古事記、など色々と世界中探せばいっぱいあると思います。

日本の神話

演劇の舞台などに関わっていると、必ずイザナギ・イザナミ、アマテラスなどの神が登場する物語に出会うもの(笑)
日本列島を生み、子どもを産み、恋愛があり。。。
衣装の面白さ、神という視点と、その物語の葛藤、大いに物語として面白いからだと思います。 演劇の多くは妖艶さを醸し出した、ダンスありなど、殺陣ありの作品に生まれ変わります。 それほど、多くの人を惹きつけて止まないものが、神話にあるのでしょう。

ギリシャ神話

全知全能の神ゼウス、太陽神のアポロン、月の神のアルテミスなど、星座などをモチーフに沢山のゼウスとその子どもたちの物語があります。 漫画では、聖闘士星矢(セイントセイヤ)でたくさんの星座を学びました。 日本書紀や古事記より、実はこちらの方が馴染み深いんです。

哲学について

哲学は、演劇をたしなみ、脚本を書いたりする中で、とても大きな存在です。
ソクラテス、プラトン、アリストテレス、孔子、孟子、ニーチェ、マルクス、カント、ジョン・スチュワート・ミル、マイケル・サンデルまで・・・
多くの哲学者の影響を受けてきています。
それは、考える事と思う事を楽しませてくれる存在です。併せて社会の事、現代の貧富の差、そして倫理、人間とは?という思いを巡らさせてくれるのです。本格的にこんな哲学の事を考え始めたのは、「何で自分が生きてるんだろう」という事を大学生の時に想い悩んだからだと思います。
そして、勉強した事は、今もずっと心に残って、現在も自分の哲学は更新を続けているのです。

最近では、マルクス・ガブリエルの哲学に頭を悩ませています。 「世界は存在しない」という、彼が提唱した言葉、飲み込みながら、「Yes,But」を自分に繰り返してしまうのです。
もう一度著書を読み直さないと分からない(笑)
「なぜ、世界は存在しないか」とは、「世界」とは実在のすべてを包括する最大の集合を意味するのだとすれば、実在的視点(個人個人が観る視点)は際限なく増加するのだから、包括できないし、実態がないという事。 恐らく、そんな事を言っているのだと思われます。 いやぁ、個人的に難解な著書です(笑)

サピエンス全史とホモ・デウス

読んだ事がございますか?非常に興味深く面白かったです。
ベストセラーだけに、って訳ではないですが、哲学と資本主義を考える時に、これらの著書は必ず登場しますと言っても過言ではないくらい登場します。これは哲学書ではないですが、歴史書、科学的に検証した歴史書なのでしょうか?

人間は狩猟民族だったのは言うまでもないですが、
ホモ・サピエンスがネアンデルタール人を滅ぼしたのは”何”だったのか?から検証していくと、簡単に言うと頭脳と相互協力関係にあるんです。
集団としてひとつの目的のためにチームワークで相手と戦う事が出来たから生き延びてきたと思われるそうです。
どんどんその集団は大きくなっていきます。

どうして、ピラミッドを作れたのか
どうして文明が栄えたのか
どうやって多くの人を束ねたり、ルールに従わせることができたのか・・・

言い方を変えると、そうするためには”何が”必要だったのか?

それは”物語”だったのだということ。


初めて自分の中で歴史を紐解く”解”が見えた気がしました。

神話は、夢がある観方をする事もできるでしょう。
神話から導き出す教訓は、哲学的な意味をはらんでいると思います。
しかし、今の時代だからこそ分かる事ですが、男目線な物語だと思いませんか? ゼウスなんて、正直何やってんねん(笑)というくらい性欲が盛んです。
古事記は、だいぶはしょって言うと、支配するための正当な血統の物語。

どうして支配したかったのか?
どうして支配する必要があったのか?
どうして、その物語(神話)が必要だったのか?

それが、今回表現した作品になります。

「種と実」とタイトルを付けました。

作品「種と実」に添えた文章です。
作品「種と実」に添えた文章です。

作品の中に、まさに「実」があります。
人類の生き方を変えた「実」と、変わらない「実」。
もう一度、〇Arito Arto 新作公開!で御覧頂けたらと思います。
出来ればどうぞ、素敵なギャラリーのRYU-GALEERYで覗いてみて下さい。

まとめ

神話を神話として楽しむことも素敵ですが、 今回は、現在のフィルターを通して覗いてみました。 現在の自分のフィルターを通して、ですね。
ホモ・サピエンスの誕生がおよそ20万年前として、神話の歴史はたかだか2000~3000年。 現在のフィルターを持つようになった人類は、ここ数年です(笑) スマホが登場したのが、ここ10年程度ですよね。 いかに神話の力が大きかったかということが感じられます。 その力をリスペクトしつつ、次の世代に伝えていきたいことですね。

近年、色々な展示に参加をする機会に恵まれ、昨年と一昨年は「もう次を描かないと!」なんていう連続で・・・。そんな機会があるからこそ描くのですが、少しペースを落としたいなぁと思っておりました。それで、2019年の下半期は展示会に参加していないのです。
個展も今年か来年には再び開催したいなぁと思っていますが、その準備もあります。それも進んでませんが(笑)
お誘いの展示会も参加を見送ったりしています。 子どもが生まれると、きっとしばらくはバタバタしてしまうでしょう。 でも、その間に筆を止めるよりも、子どもの姿を描き留め置きたいと今から思っています。
それらの作品群を個展で展示出来たらなぁと思っています。 或いは、魅力的な企画展やタイミングが合えば積極的に参加してみたいとも思っております。

RYU-GALEERYに今回もお誘い頂けたことで、一歩作品を踏み出せました。
素敵なアートがたくさん展示しております。
お誘いあわせのうえ、ぜひ、遊びにいらしてください。
隣接のカフェもいい感じですよ!(^^)!
今年も、よろしくお願いします。

About aritoo

アーティスト(俳優、脚本家、演出家、絵描き)として、感じたままを様々な媒体を通して放出。また芸能プロで演技講師に力を入れ、現在メソードアクティングを紐解きながら世界で通用する俳優を育成する。