2025年明けてから
昨年のクリスマスカードのことを書いてみます笑
その時期からお正月まで
仕事もプライベートも忙しくあって
なかなか作品としてお伝えする機会が
なかったりするのです。
描いた自分の作品は基本的に好きになり
人に伝えたくなる
恐らく自己顕示欲が強いところがあったりします。
我が家は、お誕生日から記念日、そしてクリスマスまで
贈り物としての物質よりも、カード交換をメインとしています。
各自がカードを選ぶこともそうですが、
イラストレーターで画家である私は、
基本的にはポストカードにイラストを描き
表面にメッセージを添えてプレゼントしています。
額装したり、そのまま渡したり、ですね。
ですので、基本的にはポストカードサイズの
画用紙に描いて渡すので、手元にはありません。
下絵、下書き、試し書きといったものを
実はiPadのProcreateというアプリで描いてみて
それから実際に描く流れをとっています。
今回は、その流れを少しお伝えしながら
作品を楽しんでもらえたらと思います。
目次
デジタルで習作、そして紙で本番
デジタルで習作を作成するというのは、わりと良いです。
なぜなら、思い立ったらレイヤーを重ねて追加したり
修正したりできるからです。
以前はクロッキー用紙などに習作を描いていましたが
描き足せば足すほど、ぐちゃぐちゃになっていくうえに
紙面は黒くなってしまい、本線を見失う。
それで何枚も紙を使うなんてことも多かったですが、
それはそれで描く力が養われるので良い点もありました。
ですが、今は習作こそデジタル派です。
子どものクリスマスカードイラストの模索
子どもがわくわくするシーンってどんなんだろうか、
などと考えてみたところ、やっぱりサンタクロース。
そして、サンタクロースがプレゼントを持って移動している姿っていいよなぁと。
これまでも妻に何枚も送ってきてネタ切れになりそうなところ、
娘に渡すカードは新しい視点をくれる感じがあります。
今回は、汽車、SLが思い浮かびました。
ソリーの代わりにSLもいいかもなと。
そして、試作をしてトナカイがSLを引いていく構図が生まれました。
サンタクロールは、その上に乗っている感じです。
実際に渡した手描きイラストこのタイトル下の画像です。
ラフ案は、最初の記事のトップにあるやつです。
ちょっとラフとは違いますね。
娘も喜んでくれてよかった。
妻に送ったクリスマスカードデザイン
わりと、動物とセットで描くのが好きだったり。
過去にはキリンの背中に乗ったサンタクロース夫婦という構図を描いたり。
今回はアルパカとセットにしてみました。
妻がアルパカが好きなので、アルパカをメンバーに加え家族サンタを制作。
この習作で、ほぼそのまんまハガキサイズの画用紙に描いて贈りました。
思えば、これまでどうしてアルパカを描かなかったのかなと
思ってしまうくらい、アルパカ好きだったはず。
こちらもとても喜んでくれました。
手作り、手描きクリスマスカードの良さ
絵を描くこと=喜んでもらう
そんな公式が自分の中に子どもの頃から育っていて
そんな気持ちで描いています。
他の方からすれば、
必ずしもそうじゃないのかもしれませんが、
カード交換はその裏に記載したメッセージこそがキー。
イラストと合わせて思いでになっていくのが嬉しいですよね。
そしてなんと言っても唯一無二。
その人のためだけのカードという希少性が良いですよね。
また手描きという温もりを感じてもらえたら
お互いにとってあったかいこと。
なんて、思っています。
今年2025年は、カード印刷してもいいかなぁと考えていますが、
さてさて需要に合わせてといったところ。
カード交換する習慣がある家族や夫婦、恋人は
日本にどのくらいいるのでろうかが分からないしね。
ご注文いただければ制作も可能ですが
その場合はデジタルイラストを印刷してロットナンバーを記載するのも良いですね。
クリスマスカード用のイラスト!手描きのための習作でデジタルを使うと便利-まとめ-
クリスマスをテーマにして描く楽しさってのはありますよね。
イラストレーターなら、このモチーフは無限大にアイデアが出てきそう。
既に存在するイラストたちからたくさんインスピレーションをもらえるところもあります。
クロッキー用紙に習作を描いて、画用紙に本番。
そんな流れ基本でしたが、今は、
iPadで習作、画用紙で本番。
そんな流れになってきました。
習作での描き直しや、ちょっとした追加や修正は
とても便利で、可能性が広がります。
クロッキー用紙もいいですが、習作こそデジタルで描く方が
発想が自由になりそうですね。
ぜひ、試してみてください。