ぽこちゃんダイアリー#3


ぽこちゃんがまだ産まれていないのに、「ぽこちゃんダイアリー」だけがひた走る。変ですよね(笑) あくまでも、パパという自覚のもとのお話です。

マタニティマークとF ©Arito Art
マタニティマークとF ©Arito Art

4コマ+4コマで8コマになっちゃった

ほんと、漫画にする必要ないのですが、したくなっちゃうので、漫画にしてみました。しかし、漫画を描くというのは小学校以来で、楽しくなっちゃうね(笑)

ぽこちゃんダイアリー#3 前半

※字が読みにくいときは、指でスワイプして下さい。

ぽこちゃんダイアリー#3 前半
©Arito Art
ぽこちゃんダイアリー#3 前半
©Arito Art

ぽこちゃんダイアリー#3 後半

ぽこちゃんダイアリー#3 後半
©Arito Art
ぽこちゃんダイアリー#3 後半
©Arito Art

スーパーサ〇ヤ人って分かりますか?世代によりますよね(笑)ちょっと必死になる時がありましたね。
若い人でも優先席でも席に座って、スマホ観たり、寝ていたり、本を読んでいたり、それはそれぞれ自由ですよね。座りたい気持ちも分かります。優先であって必須ではないのです。

マタニティマークの歴史

マタニティマークが誕生したのは、2006年。ご存知でしたか?歴史薄っ!と思って驚いてしまいました。社会的にはまだまだ慣れていないのは当たり前の世界ですよね。マタニティマークに関する説明は厚生労働省HPから確認できます。

マタニティマークとは、妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの。
Hugkum参照

マタニティマークの想いそれぞれ

マタニティマークをご存知ない方もやはりいるようです。また、そのマークの威力について色々な意見があるようですね。

・優遇されているようで嫌だ
・席に座るための嘘かも知れないから
・幸せそうで腹が立つ、アピールしていて席を譲れ目線に感じる
・いちいち見せる必要がない

マタニティマーク
マタニティマーク

などなど、極一部とは思いますが、上記のようなご意見があるようです。舌打ちされたなど嫌な思いをされた妊婦さんの体験もありました。そのような行動を取ることはその人の写し鏡でもあり、きっと逆の立場なら席を譲らない事に文句を言うのかも知れません(笑)

大切なのは、妊婦さんが「幸せアピール」しているのではないという前提の理解と、まわりが妊婦さんに対して一定の配慮と理解が社会に必要だということだと思いました。車なら初心者マークやもみじマークがあるように、それはまわりが配慮するためのモノでもあるし、お互いを守るためのもの。

お互いを尊重するためにも、必要な表示だと私は理解しました。つまりそこには「舌打ち」「嫌がらせ」は不要なのです。また、子どもができにくい方や、辛い想いがある方への配慮も大切ですが、マタニティマークには受け手の理解が必要なのです。”マタニティマークを付けたことが、それ以外の人をないがしろにする、という意味ではない”という当たり前の理解が必要なのではないでしょうか?

幸せに感じるのが後ろめたい?

そんなふうに感じさせる社会が問題なのです。本人やまわりがどのように感じてるかはもちろん自由なのです。感じてはいけない感情などはありません。ただ、尊重し合いたいなと思っています。
席を譲る義務はないですよ、ということではありますが、舌打ちしたり、うざがったり、ぶつかりに行く必要もないですよ、という事。その気持ちは個人の問題で、妊婦さんが原因でもないし、マタニティマークが原因でもない、その論点の食い違いが、マタニティマークの遠慮に繋がっているのではないでしょうか?

まとめ

Fは、妊娠初期が特に辛そうでした。
個人差がありますが、Fは妊娠初期のつわりが大変そうでした。夜中起きて、トイレで嘔吐していることも何度もありましたし、バスや車や電車で乗り物酔いがあって気分が悪くなったこともしばしば。お腹が大きくない状態の体調は気づかれづらいのが現状です。
また、お腹が大きくない状態で「マタニティマーク」が付いていても、「別に普通だし大丈夫だろう」と思われがち・・・。そんな時こそ、一声「座りますか?」があると素敵な社会ですね。電車の中でFも何度か経験し、感謝しております。逆に妊婦さんも遠慮してしまう方がいて、敢えて「マタニティマーク」を付けないなんてことにもなりかねません。

幸せをアピールする必要はなくても、妊婦さんであることに遠慮なんて必要ないし、お知らせして欲しいと私自身は願っております。

About aritoo

アーティスト(俳優、脚本家、演出家、絵描き)として、感じたままを様々な媒体を通して放出。また芸能プロで演技講師に力を入れ、現在メソードアクティングを紐解きながら世界で通用する俳優を育成する。