2019年最後のお仕事として完成させて頂きました。
タイトル「音旅」とします。
このブログでもご紹介しましたが
2019年6月に、ご依頼いただいた絵になります。
「期限は、特に急いでないのでいつでもいいです」
そうおっしゃって頂き、他のシゴトや期限付きの依頼の作品を仕上げながら
ゆっくりと準備させて頂きました。
目次
Planethand にて直接お渡し
ご依頼から半年頂いてからの完成となりました。
東長崎のギャラリー&雑貨店のPlanetheadにて
12月30日の午後、作品を直接、依頼主のU様へお渡しさせて頂きました。
ギャラリー&雑貨店のPlanethead KULUPUのやしまさんの企画、 パイレーツ・オブ・アルチザンに参加したのをきっかけに、 たまたまお店に来店されたU様がArito Art作品をご覧になったのがご縁でこのような素敵な機会を頂きました。
Planethand KULUPUは、近くの建物に引っ越しし、新しい装いとなっています。お話に夢中でじっくり拝見できなかった新しい店内。また改めてじっくりと拝見したいと思っています。
参照:過去の記事「オーダーイラスト作品」
ご依頼内容
オランダに音楽留学されているお孫さんへのプレゼントとしてのご依頼でした。6月の時点では、オランダに音楽留学されているお孫さんへのプレゼントとして承りました。
そして、秋に習作を提示させて頂くと、とても気に入って下さり、ご自宅に飾りたいというご希望になりました。
ずっと飾りたいというお気持ちが伝わってきて、恐縮ですが嬉しくなりました。
お孫さんの音楽家としての姿
お孫さんの経歴がとてもすごくてびっくりです。
音楽と共に、楽器と共に、人生を歩んでいらっしゃいます。
ご自身でHPで一般公開されておりますので下記参照下さいませ。
子どもの頃からヴァイオリンを初めて、桐朋学園大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業。 オランダ、ハーグ王立音楽院リュート科でリュートを学び、リュート学部最終試験では満点、古楽科首席として卒業。
2018年春には古楽アンサンブルIJ SPACEのメンバーとしてCDアルバム “Mancini 6 Recorder Sonatas” の録音に参加。2019年スイスのレーベルClavesよりリリース予定。
※HPから一部抜粋
打ち合わせ
お孫さんの写真を何枚かお持ちいただき、打ち合わせ。
・子どもの頃のお孫さんを描いて欲しい
・子どもの頃から弾いているヴァイオリンを作品に入れて欲しい
・毎年お孫さんが作っていたお気に入りの鯉のぼりを作品に入れて欲しい
・出来れば、お孫さんとは別に自分も投影して欲しい
・そして、あとは自由に描いて下さい!
というご要望でした。
そして、東長崎でレコード店をされていたご主人のお話。
実は、Planethandのやしまさんは子どもの頃、そのレコード店でレコードを購入したそうで、わくわくしながら語られていました。
色々と話を伺っていくうちに、イマジネーションが動いていきます。
秋に描いた習作
修正内容
鯉のぼりの目やエラ、柄、上の飾りをクルクルっとして欲しいなど、お孫さんがこだわったように、修正の依頼がございました。
そして、下記のように修正案を案内し、了承を頂きました。
完成「音旅」
サイズ:F4
※作品より少し小さめのマットを使用しています。
そのため、両端は若干マット紙の枠に入りきれていないのですが、作品が小さい枠に収まるのではなく、その外へ出てループして欲しい、そんんな想いです。これは、以前あるアーティストさんの画廊を訪れた際にお話しして、自分もその感覚を取り入れるようになりました。
「ずっと観ていたい」
「孫も喜ぶと思います、そして、また次の世代にも渡していきたい」
などなど、胸が熱くなるお声を頂きました。
喜んで頂けたことが最大のご褒美です。
ご依頼ありがとうございました。
ご依頼・ご注文の流れ
作品の依頼は、Arito Artに「お問合せ」からよろしくお願いします。
①一度メールなどで打合せ
※ご希望の内容を確認、素材をお借りしたりなど
②ご予算と期限などの確認
③習作の提示
※こちらのイメージ画をお伝えします。
さらなるご要望があれば頂きます。
④完成(配送・受渡し)
どうぞ、2020年も、よろしくお願いしますm(__)m
One thought on “2019年最後のArito Art作品”
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