萩焼(はぎやき)は、ご存知ですか?


焼物の萩焼をご存知ですか?
萩焼は、山口県は萩市で焼かれる陶器です。
私の故郷が山口県ですので、幼少よりずっとご縁のある陶器になりました。

美しき萩焼のお茶碗!
こちらは、「夕映え」萩焼 椿秀窯
美しき萩焼のお茶碗!
こちらは、「夕映え」萩焼 椿秀窯

萩焼
古くから「一楽二萩三唐津」と謳われるほど、茶人好みの器を焼いてきたことで知られる焼き物である。萩焼の特徴は原料に用いられる陶土とそれに混ぜる釉薬の具合によって生じる「貫入」と使い込むことによって生じる「七化け」がある。貫入とは器の表面の釉薬がひび割れたような状態になることで、七化けとはその貫入が原因で、長年使い込むとそこにお茶やお酒が浸透し、器表面の色が適当に変化し、枯れた味わいを見せることである。素地の色を生かすため、模様は地味だが根強いファンが多く、市内界隈には新規を含め、多数の窯元が存在する。
※Wiki参照

夫婦茶碗を求めて三千里

ここ数年、夫婦茶碗を探していました。
食器販売をしているお店を覗いては、薄すぎたり、デザインが好みでなかったり、また焼き物でお値段が高すぎたり、安すぎたり、なかなか決める事が出来ないままでした。そして先日、たまたま行った横浜の丸井で、食器などを販売している場所がありチラっと見て、やっぱりいいのがないなぁと思った矢先、そこにこの茶碗があったのです。

横浜の丸井で発見! 椿秀窯の萩焼
横浜の丸井で発見! 椿秀窯の萩焼

その色と艶、そして「萩焼」の文字がそこにあったのです!
その瞬間、一目ぼれとなりました。 夫婦茶碗としてはサイズは同じですが、色を別々で購入することで決定しました。


萩焼窯元椿秀窯 萩陶苑オンラインショップ でも同じものが販売していましのでリンクしておきます。

夫婦湯呑は萩で購入

湯呑は、思い起こせば2014年、夫婦で山口の実家に帰った際に、兄に萩に連れて行ってもらい萩焼の湯呑を購入しました。 夫婦で揃えるのも何だか嬉しくて、しかも青い色合いが綺麗でこちらを購入しました。

萩で購入した、萩焼の夫婦湯呑
萩で購入した、萩焼の夫婦湯呑

オンラインでも販売していましたね。
こちら【萩焼・作家手づくり】青萩捻組湯呑

急須を求めて、ホテル西長門リゾートのお土産屋で購入

母が以前勤めていたのが、ホテル西長門リゾートという地元きっての美しい名所「角島」近くにあるリゾートホテル。
ちなみにご存知ですか?
木村拓哉さん主演ドラマ「HERO」のスペシャル、吉岡秀隆さん主演映画「四日間の奇蹟」の舞台ともなった角島(つのしま)の目の前のリゾートなんです。 ここがまた素敵なところなんです。全面海を見ながらお風呂に入れるんです。

実家からも近いので、お風呂に入りに来た時に、西長門リゾートのお土産屋を覗いていると素敵に輝く急須がありました。
それがまた、萩焼だったのです(笑)
急須が紅茶用の洋風なポットを利用していて、ちょっと割れてしまったので替わりを探していたのです。 そして、出会ったのがまさに「萩焼」。
風流な色のグラデーションと蓋部分の桜模様、一目ぼれしました。

こちらの急須、オンラインでも購入できますね。
【萩焼】ポット急須 華(茶こし付)(白箱)

ということは、お茶はこのセットで頂くようになりました。

萩焼で嗜むお茶セットなのです。
萩焼で嗜むお茶セットなのです。

今は妻が妊娠中でカフェインを避けている為、黒豆茶を食後に萩焼の急須と湯呑でひとときを楽しんでおります。

萩焼との思ひで ぽろぽろ

子どもの頃から、親が使用していた湯呑みがまさに「萩焼」でした。
その色合いや風合いが素敵、なんて子どもの頃はもちろん感じませんでしたが・・・。 母親がこう説明してくれたのを覚えています。

「これはね、萩焼なのよ。この底の部分が△に欠けているのがその証拠なのよ」 
※下記写真参照

萩焼の特徴の欠け
萩焼の特徴の欠け

その△の欠けが、なぜか「(何か)凄い!」と母親の力説により感じていたのです。 そして、両親の萩焼に惹かれていく自分がいました。

小学生の頃より、お茶のみジジイと呼ばれて

まだ小学生に入るか入らないかの頃から、我が家では、急須で入れた緑茶を嗜む習慣がありました。それぞれの湯呑に入れて飲む習慣が始まっていました。 食後と、夜間のお茶タイムと。 両親は萩焼、三兄弟の自分たちは恐らく萩焼ではなかったのですが、それぞれ名前入りの湯呑を作ってもらって重宝していました。

それほどお茶が大好きで、家族でよく飲んでいました。

スペシャルな時は、「今日は玉露よ」と母が強調し、そのうま味を味わっておりました。あの渋みとうま味、じっくりと味わって、ひと口飲むたびに「っあぁ」と音が漏れ出しておりました。 自分で言うのもアレですが、かなり渋い子どもだったと思います。

お茶のみタイムが始まった、我が家の歴史

このお茶タイム習慣が生まれたのは、私が観てしまったからだと自負しています。あれは・・・恐らく6歳くらいかと思いますが、夜中兄弟も寝静まった頃、トイレに起きたらリビングがまだ明るかったのです。 気になって、リビングに行くと、父と母が美味しそうに湯呑でお茶を飲みながら、お茶菓子を食べていたのを見てしまったのです。しかも幸せそうな顔で(笑)
子どもの自分にとっては、夜の22時過ぎは夜中。
しかもひっそりとした時間、美味しそうなお茶菓子を食べながらお茶を嗜む両親を観て立ち尽くしました。「おとなって、おとなって!」とおとなのふりかけのCMの気持ちでした(ご存知ですか?)。まるで秘密の楽しい時間を観てしまったかのようでした。

僕は見てしまったのです!!
僕は見てしまったのです!!

そして、母が言ったのです。

「あんたも飲むかい?」

それがお茶飲みタイムの始まりでした。その日から、ちょくちょく食後のひととき、寝る前、お茶を要求するようになったのでした。 家族の団らんが、そこにありました。 その後、兄の2人も合流し、お茶タイムは山縣家の日常になっていったのです。
もちろん、お茶菓子が楽しみであったのは言うまでもありません。

使えば使うほど味が出てきます、それが萩焼

実家で使用していた萩焼もすっかりいい塩梅になっていました。
そして、現在使用しているお茶碗や湯呑、急須がこれから自分の年齢と共にちょっとずつ変化していくのを楽しんでいきたいと思っています。 割れないように、大切にしながら・・・。

美しきアートな輝き
美しきアートな輝き


さっそくこの新しいお茶碗で食べたご飯は、美味しかったです。 器によって気持ちや気分は変わるもの、そして味までも変わって感じるもの。 この主観的な人間の気持ちは、科学的ではないですが、本当の事。

もちろん、私は萩焼の事に精通しているわけでもなく、他の焼物を詳しく知っているモノでもありません。 母が伝えてきた「萩焼」に対するテンション、そして、美しいと感じた当時と、もっと美しいと感じる今と、さらに言えば、同郷というような嬉しい感覚が混ざって、主観的に最高な一品なのです。
地元を離れて、同郷に出会った時の嬉しさと共通する感覚があります。お値段が高いものとお手頃なモノがあるかと思いますが、価格に関わらず出会ったモノが好きになりました。高級な萩焼には手が出ないですが、お手頃なモノで十分アートで素敵なのです。自分がいいと思ったそれが、自分にとってアートで素晴らしい一品なのです。

人の手で作られた陶器って、やっぱりあったかいですよね。
今使用している萩焼たちは、手作りなので一点しかないのは当然ですが、自分に馴染む大切なモノとして、ある種のスピリチュアルな要素もあるし、伝統の良さもあるし、素敵ですよね。 自分の子どもが生まれたら(あぁ、もうすぐ!楽しみ過ぎる)、その子が湯呑を使うような年齢になってきたら、是非また探してみたいです。 他にも日本は素敵な焼物陶器がたくさんありますので、目移りしそうですが、やはり萩焼で、そして長く使用できるものを選んでいきたいですね。

消費社会に逆行したいです。
長く付き合えるモノたちで乾杯。

萩焼窯元椿秀窯  萩陶苑オンラインショップ のHP
ぜひ、覗いてみて下さい

萩焼窯元椿秀窯  萩陶苑オンラインショップ のHP
ぜひ、覗いてみて下さい

About aritoo

アーティスト(俳優、脚本家、演出家、絵描き)として、感じたままを様々な媒体を通して放出。また芸能プロで演技講師に力を入れ、現在メソードアクティングを紐解きながら世界で通用する俳優を育成する。

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