こんにちは、イラストレーター・絵描きをしている、ひころーるです。
イラストレーターに関しては、勝手に「ひころーる」と名乗ることにしてみました。
私は一児のパパということで、
娘が２〜３歳にかけての頃、娘をモデルに365日毎日クロッキーをし続けた経緯があります。
そんな１年があり、自分の対象の捉え方は確実に変化したし、大きな財産になっています。
さて、今回はiPadのイラストアプリについて。
iPadでイラストを描くなら？ということで書いてみます。
とはいえ、私は全てのアプリを網羅したわけではないので経験上から書いています。
そして、上位３アプリ！ということで発表します。
使っている人の意見として、発表！
第１位：Procreate
第３位：CLIP STUDIO
第３位：Adobe Fresco
です。
以下理由を説明していきますね。
目次
iPadお絵描きアプリ！第１位「Procreate」
堂々一位となったのは、「Procreate」。
私はイラストレーターとして、よく実務でも使用しているのは「Procreate」です。
こちらはiPad、iPhon専用に開発されたアプリ。
買切りでサブスク料や、追加費用は不要なところも魅力のひとつ。
【価格帯】
現在買切り価格：2,000円
iPhonの場合：900円
えんぴつ、ペン、インクペン、マジックペン、水彩、テクスチャなど初期設定様々なペンがあります。
それだけでも十分ですが、自分でもペンをカスタマイズして描きやすいものを創作できます。
また、世界中の人がペンや筆を制作していますので、無料のものから有料のものまで探してどんどん描きやすい環境を整えていきましょう。
私が「Procreate」を愛用している理由は、画面がシンプル。
そして、Adobe Illustratorのようなカラー機能やぼかしなどの効果などしっかりと入っている点。
ぼかしに関しては、指でぼかすような感じの機能もついていて、水彩やえんぴつで描く際の微妙なニュアンスを出すにも使用できて良いです。
あと、塗りつぶしが最強に楽ちんです。
操作性がシンプルで使いやすいのメリット大ですね。
ひころーるがProcreateで描いた作品は、たとえばこちら「お仕事で制作した猫のイラスト５点のお話。美味しそうなフランス料理でトリビアン。」から。
補足「Procreate」の会社の素晴らしさ
イラストレーターの仕事がどんどんAI事業に取られつつある時代になってきました。
妙な世界ですよね。
しかし、この「Procreate」CEOが驚くべき発言をしました。
なんと、「Procreate」は、生成AI事業に参入しないことを表明したのです。
ニュースは「生成AIは「本当に不愉快」――「Procreate」のCEOが、生成AIを製品に一切搭載しないと表明」から。
もうそれだけで応援したくなる気持ちです。
その発言がかっこよく、アーティストの作品、クリエイティブな作品を守る意向として、私は大注目しています。
素敵だと思いませんか？
どう思いますか？
自分の作品がSNSやWEBから勝手に情報として吸収され、誰かの生成AIのニュアンスや一部に反映され、それを「私の作品」として発表されたりすることが・・・。
なんとも思わない人もいるし、喜ぶ人もいると思います。
しかし、作品を販売したり、購入したりとお客様との関係を築いてきたアーティストにとっては、心地よい状態ではありません。
きっと。
iPadお絵描きアプリ！第２位「CLIP STUDIO」
こちは、漫画を描くことが多い方や、美上女やゲームイラストを描く方に愛され続けているアプリです。
私もこちらは現在もサブスクで契約しています。
【価格帯】
CLIP STUDIO PAINT EX月額 1,050円
PRO 月額 1デバイスプラン 520円
PRO 月額 1デバイスプラン 520円
EX 月額 1デバイスプラン 1,050円
EX 月額 1デバイスプラン 1,050円
CLIP STUDIO PAINT PRO月額 520円
PRO 年額 1デバイスプラン 3,200円
CLIP STUDIO PAINT EX年額 8,900円
CLIP STUDIO PAINT PRO年額 3,200円
PRO 年額 1デバイスプラン 3,200円
機能や月額か年契約かによっても価格が違ってきます。
私は「CLIP STUDIO PAINT PRO月額 ¥520」で契約をしています。
４コマ漫画を描いている時があり、その際はこちらを利用していました。
鉛筆の太さなどは、サイズを選んで使用したり、操作が少し細かい印象で使い慣れるのに時間がかかりました。
しかし、鉛筆で描くときの滑らかさ、描き心地の良さはとても良かったです。
漫画のコマ割りも既にセットでついていますので、とても簡単です。
また無料のブラシや漫画のトーンなども「CLIP STUDIO」のサイト内にありますので、使用している人同士の共有感とかもあったりして、参考にしながら無料から有料のブラシなどダウンロードできるのもメリット。
iPadお絵描きアプリ！第３位「Adobe Fresco」
きました、今回ご紹介するにあたり、唯一の無料アプリ！
これは先日発表されたばかりの情報です。
【価格帯】
無料！
ニュース「アドビ、ドロー＆ペイントアプリ「Fresco」完全無料化」はこちら。
プロがデザインしたブラシを含めて1,000種類以上が無料で使用可能。
驚きですよね。
操作性もAdobe商品の中でも比較的シンプルです。
「Procreate」が使用できるなら、こちらの操作もそんなに迷うことなく使用できると思います。
私はAdobe Illustratorでも仕事をしていますので、その連動性としては貴重です。
ですので、時々デザイン関係のイラストに使用しています。
デザイン系のお仕事をされている方は、連携としてもオススメですね。
ベクターでも描きやすいです。
iPadお絵描きアプリのまとめ
簡単に３つのアプリを上位３位までお伝えしました。
使用用途、イラストを描く仕事内容によっても使い分けるのもいいかもしれません。
私は、だんだん「Procreate」一本化になってきているところがあります。
でも、どれも特性があって捨て難いのです。
「CLIP STUDIO」は使用頻度が下がっても、月額は払い続けています。
iPadとApple pencil の相性と自分の相性とありますよね、きっと。
ちなみに今回のレビューとしましては、「Apple pencil 」は第二世代です。
「Apple pencil Pro」はまだ使用していない段階ですので、pencilが変わると使用感変わるかなぁと、やや心配しています。
そのためにはiPad Pro も新しいものにしないとですから、予算が・・・。
円安が早く解消しないか願っております。
※ちなみにこちらのイラストはTシャツになっていますので、覗いてみてください。
Tシャツ「3Girlz | ロングTシャツ」です。
※ちなみにアナログとデジタルの描き方の違いはこちらの「イラストレーターが感じる、デジタルイラストと手描きの描き心地の違い」をご覧ください。
※XPPenの液タブについての記事はこちらの「XPPenの評判を確認！気になる最新の４K解像度・フルラミネーションのレビュー！」を観てみてください。
