山縣有斗って、何やっている人?


俳優、脚本家、演出家、絵描きの顔

山縣有斗って、そもその何している人?

そんなふうに質問されることが多くなってきました
メインは何?
俳優?
絵描き?
演技を指導しているけど、演技講師なの?

そんなときは、こう応えます。
“アーティストです”

知り合った経緯が影響する?

絵の展示を通して知り合った方は
私の演技や脚本の事は知らない

舞台や映像を通して知ってくれた方は
私の絵を知らない

演技ワークショップを通して知り合った方は
私の他の活動を知らない

どの経緯で私と知り合ったかで
相手の私に対するイメージや雰囲気は全然違っていて
それはそれで何ら問題もないのですが、私の色々な面を知って欲しいという気持ちもあるのです。こんなこともしています、というと何となく意識にとどめては下さいますが、今目の前で観た絵、演技、指導から離れてみてもらうことは難しいようです。

どれがメインですか?と聞かれますが

どれもメインです
すべて、自分のハートや衝動から動き出していて
『出力するツールが何かによる』
という事だと自分でも感じています

戯曲を書く事、舞台で表現する事に向いた作品と
絵によって自分が救われるように描く作品と
表舞台に立つことで表現したい作品と
その時々でツールは様々

何かを訴えたくなるにはどんなツールが今は一番いい作品か
と考えるのです。
考えるよりも先に選択している場合が多いですが、そうなのです。
例えば、出かける用事によって着る服を選択するように・・・。

豊に生きるツールとして演技トレーニングを伝えたい
または、世界で通用する素晴らしい俳優になって欲しい

その為にはどのツールを使って表現する?伝える?
などなど・・・思い描きます。

心の中心が種であって、そこから違う芽が出て、違う花々が咲いていく

そんなふうに思っています。

たとえばバンドマンなら?

バンドマンが、作詞と作曲と楽器と歌を歌う
それは違和感なく皆さんは思うかも知れませんが
どれも違っている
共通点は音楽、だという事でしょう

それは、わりと理解されやすいかと思います。

しかしバンドマンが俳優をする
俳優が歌を歌う、ダンスをする、小説を書く
グラミー賞受賞者が、普段は全く違う仕事をしている
などなど、世の中色々なのです。

ジョン・レノン
J・L(ジョン・レノン)

カテゴライズされることって何?

レッテルやカテゴライズは自分にとっても心地よくもなく
自由に表現していきたいと思っています。
様々なプロジェクトに関わっていますが
どれも違っていて
出力していくものが違いますし、関わる人も違います
ということはツールも違ってくるこがあるのは当然です。

そのおかげで色々なご縁に恵まれ
仕事が動いている事に
いつも感謝しています。

限界を決めない

自分らしさって考えてしまうと世界は小さくなり兼ねません。
「私は野菜が嫌いな人だから」と言い切ってしまったら、野菜のおいしさや違う視点には気が付かないでしょう。

ですので、自分の幅、自分らしさ、を勝手に定めず
色々やってみたらいいと思っています
興味があることから
一番学ぶ事が出来るんです
それは
挫折も、喜びも、幸せも・・・、だから素敵な栄養になるのです

まとめ

様々な角度から見てもらえたら幸いです。
そんな思いから、今回は、色んな活動をひとつにするサイトを立ち上げました。

もう数年も前から、山縣有斗のサイトを作った方いいよと色々な方に言われてきましたが・・・ずっと動けませんでした。でも、こうやって動き出せた事で、自分の事も見直せる機会になると思います。

偉そうなことを言いましても、表現者である前にただの小さな人間です(笑)未熟さ全開で生きております。その中で個人的な多様性を認めて頂き、どれかひとつでもあなたに届いたらうれしいことです。
今後ともよろしくお願いします。

About ひころーる

イラストレーター ひころーる 2011年に「めぐりのおと」の絵本を描いてから 個展を5回開催し、どれも好評を得て 調子に乗って、受注販売をしたり イラストレーターのお仕事をいただいたり 非常に恵まれてきた環境です。 美大も美術系専門学校もでていない私が イラストや絵を描き続けられる環境にあることに 感謝しながら、コロコロと状況を お伝えしていきたいと思います。 ※活動が多岐に渡って経験を備えてきました。 それぞれ専門のブログやウェブサイトがありますので、 こちらはイラストレーターに寄せたものにしていきます。

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