上高地は言わずと知れた、自然豊かなパワースポット。しかし今年は少し寂しい様子かも知れません。しかも、今年はコロナ対策で山小屋も営業開始が遅く、また7月の天候の悪さから、泊まりで登山に出掛ける人もずいぶん減ってしまったのではないでしょうか。
このコロナ禍、なかなか外出できずにいると思います。私もそのひとり。登山とキャンプは毎年春から秋にかけての楽しみのひとつでした。自然の中に身を置いて過ごすこと、そして山々から世界を観てみること。深呼吸をすること。不便であればあるほど、生きている心地を感じること。それも素晴らしい体験。
ハイキングと自然観賞を楽しむくらいであれば、平日ふらっと上高地なんてのもいいかも知れません。息抜き以上の解放感がそこに待っているからです。上高地までは、車や電車で行く場合は、上高地手前の沢渡駐車場でバスに乗り換えて行く必要があります。これは環境保護のための規制です。とても重要ですね。
ちなみに、上高地までは都内のバスタ新宿から約5時間程度で行ける距離です。
なかなか遠出ができない方にも、画像でちょっとだけ上高地周辺をご紹介します。4K映像もYOUTUBEで観れますが、写真ってのもいいですよね。一枚で観る世界。
目次
上高地の地図
コースはざっくり2つ。河童橋を起点として北東か南か
河童橋を起点として、真ん中を流れる梓川の左右をハイキングするコースです。
河童橋から大正池までざっくりと片道1時間、往復2時間コース。
河童橋から明神池までざっくりと片道1時間、往復2時間コース。
ゆっくり探索するともうちょっとかかります。しっかりと汗をかくくらい歩きます。
上高地の起点として、まずは河童橋
上高地バスターミナルに着くと、軽く装備を調整したり、トイレに行ったりして、さぁ出発です。徒歩5分くらいで、有名なパワースポット河童橋に到着。天気が良ければ、素晴らしい穂高連峰を拝めます。
河童橋から大正池までのコース
大正池は早朝がおすすめ
早朝にバスで到着してからか、泊まった翌朝、5時半~6時頃ぜひ行ってみて欲しいです。早朝の靄がかかった道、そしてヒンヤリとした気持ちいい空気。1時間しっかりと歩いたあとは、大正池に写りこんだ北アルプスの連なり。逆さ焼岳。
大正池への道中には、田代池と湿地
浅くさらさらと流れる田代池、湿地の風景。ここもまた素敵な空間。
穂高橋、田代橋
河童橋と大正池のちょうど中間地点のような場所です。河童橋ほどの人通りではなく、しっぽりと一呼吸するのに最適です。トイレも近くにありますので、ゆっくりと水分補給しながらいい呼吸を。
河童橋から明神池までのコース
河童橋を起点にして、梓川を渡って上流に沿って行きます。(梓川右岸、左岸どちらから出発しても問題ないですが、右岸からのコースをお勧めします)
朝も昼もこの空気が最高です。ゆっくり歩きながら自然を満喫できるコースです。
岳沢湿地
水が豊かな大地の景色がここにあります
そして、明神池
ここはもう、ほんと、最高です。
入場料は発生しますが、それこそ大切にここを守っていっていただくには当然のことだと感じます。
明神池から河童橋へ折り返し
補足、上高地ビールやスィーツ
疲れた後は、やっぱりこれ(笑)
今年は、キャンプ場に熊の出現がありました。被害もあったようです。一時閉鎖されましたが、また復活したようです。しかし、一泊するなら近くのホテルが安心ですね。
五千尺ホテルのスィーツ
河童橋の目の前に位置するホテルのひとつ、五千尺ホテル。その一階にはおいしいケーキで有名な「スイーツカフェ&バーLOUNGE」があります。登山な格好していましたが、快くスィーツを楽しめる場所。
番外編 安曇野ヨーグルトプリン
コロッケもあります。河童の。
河童橋の下で、水遊び
帰る前に、温泉も最高です
日帰りで訪れても、各ホテルで外来入浴OKの場所がありますので、ひと汗かいたらぜひ、ひとっぷろ浴びて帰りたいですね。
そして、上高地ビールやチーズケーキなども、リフレッシュの仕上げに(^^♪
まとめ
標高1500メートルにある上高地。やはり、気温の寒暖差は夏でも肌寒くなるほど夜は冷えます。しっかりと衣類の装備は持っておきたいものです。天気も急転する可能性があります。カッパや雨傘などの準備は必須です。
ゴミをボランティアの方が拾っていらっしゃいます。使い捨て類は出来るだけ避けて、雨具は持っておきたいものです。また飲み物も河童橋付近では購入できますが、水類は飲料水として湧き水があります。そちらを水筒を持参して飲むことをお勧めします。
画像だけでも、避暑のような感覚で楽しんでもらえたら幸いです。
今は、子どもがまだ4ヵ月なので私は上高地には行けませんが、自然を出来るだけ体験して欲しいと願うばかりです。ですので、必ずや連れていくつもりです。その時の体験を想像すると、今から楽しみでしょうがない。
ぜひ、上高地へ。