演技トレーナー・演出家に特化したHPを作成しました。
私の仕事が多岐に渡っており、アートで一括りとしていたこちらのArito Art Sightを、少し内容別に分けたいと考えました。
近年の演技トレーナーとしての仕事が増えており、有難いことにメソッドアクティングをベースとして演技方法をトレーニングとして提供する機会が増えてきました。
そこで、演技についてのHP・専門ブログを立ち上げ、そちらで持てる知識を惜しみなく無料で公開を始めています。
タイトルは「Acting Life net」
Actingは演技、Lifeは人生、netは網
「あなたの人生を豊かにする演技は、セーフティネットのようにあなたを助けます」
そんな意味を込めて、名付けました。
目次
演技トレーナーとして
リアリズムの演技は、そもそもスタニスラフスキーシステムをベースに、アメリカで色々と枝分かれした経緯があります。
どれも正であり、どれかが誤という簡単なお話ではありません。
各ポイントで真実を追求していった結果なのです。
そして、日本の俳優たちは、演技を学ぶ場所探しの中で彷徨っています。
養成所の多くは、メソッドアクティングなど知らない講師が、リアリズムの演技を教えていたり、どこかで怖がっていたり、演技を身につけていく階段がしっかりと体系化できていないのが現状です。
色々な劇団が独自に開発していく演技論
日本においては、劇団の数だけ演技論があるような状態です。
その劇団での意向に向いた、演技トレーニングが存在したり、見様見真似で何とか頑張っていたりします。
つまり、しっかりと世界的に体系化された演技方法がるというのに、それを無知な状態で切磋琢磨している状態が続いてるのです。
実践に生かしきれていないメソッドアクティングを実践に
私が教えている某学校などには、メソッドアクティング、マイズナー・テクニック、マイケル・チェーホフテクニック、ステラ・アドラーテクニックなど駆使して、素晴らしい講師が指導しています。
しかしながら、なかなか実践で生かせていない状況があります。
私は演出家として、メソッドアクティングをトレーニングした俳優たちと舞台を作った経緯がありますが、メソッド演技トレーニングをしているからといって、それが実践で生かせているのは一握りと認識しました。
そこで、私は演出家としての経験や知見も合わせて、実践に繋げていく橋渡しをしながら演技トレーナーをしていくようになったのです。
まとめ
演技を志して間のない方、或いは演技経験者で不安な方、しっかりと演技トレーニングを受けたことない方に向け、まずは知識や認識として、私のブログを見て受け取ってくれればと考えています。
スタジオで伝えていても、そのまま右耳から左耳へ流れてしまう状況も多いでしょう。
そこで、文字でまとめていくことにした次第です。
惜しみなく、演技について語っていきますので
どうか、演技に興味がある方は、「Acting Life net」からご確認くださいませ。