こんにちは、イラストレーター・絵描きをしている、ひころーるです。
イラストレーターに関しては、勝手に「ひころーる」と名乗ることにしてみました笑
いきなり変更して大丈夫なのか?
少し、ヒヤヒヤとしながら変更しています。
世の中的には、な〜んの心配もいらないことですが笑
私は一児のパパということで、
娘が2〜3歳にかけての頃、娘をモデルに365日毎日クロッキーをし続けた経緯があります。
そんな1年があり、自分の対象の捉え方は確実に変化したし、大きな財産になっています。
現在は、イラストレーターとして、企業や個人事業主さん依頼のイラストや、個人様からのアイコン、マスコットキャラなどいろいろなイラストを描いてお仕事をしています。
さて、今回はアタリをつけて描くということについて。
私もクロッキーを習慣化する以前は、ある一部分にフォーカスして描いてから全体を描くなんてことをしたことがありました。
そうすると、やはりバランスが悪くなってしまうんです。
漫画家さんは、同じ顔や同じ絵、同じ構図を何度も何度も描いているので、その感覚が体全体に入っている、染み込んでいるような状態。
それと同じように、わたしが色々な絵を描く中でサクサク描くことは難しいこと。
365日、連続で娘をクロッキーしてきた私ですが、その輪郭を覚えるということはなかなかできず。
毎日、発見しながら修正を繰り返してきたようなものです。
ですので、アタリの重要性がよく分かっています。
そう、結論!
アタリは重要です。
目次
体全体を棒人間のような線でアタリを取る
絵の描くさいにアタリを取ってから実際に輪郭を描いていくところですが、このアタリのラインは概ね決まっています。
言わば棒人間ように描いていくのです。
頭の丸、体のライン、関節の位置、腰の位置、膝の位置、踵かつま先。
人の体をまじまじと見る機会は、意外と日常的にないかと思います。
これらがだいたい分かるように、ささっと描きます。
また、練習としてクロッキー会ではインプットから即アウトプットしていけるようかなりの集中力をいつもながら要している状態です。
顔のアタリって、人によって微妙に違う
顔のアタリで、目の位置、鼻の位置、口の位置など輪切りにした時のラインを描いたりします。
この顔のアタリですが、講師やアーティストによって微妙に違ったりします。
眉毛のライン、鼻のライン、顎のラインに線を引く人もいます。
〇〇法、なんて言われている方法もあります。
良いというものを自分で試してみながら、それでも自分の癖からどうしても顔のラインは変化してしまうんです。
ということは、自分が顔を描く際の基準となる鼻などが明確に決定できるものを見つけられたら、それで良いかなと思っています。
技術を学びながら、自分のしっくりくる基準点を見つけると、楽になります。
アタリを見つける練習方法
iPadがあれば、非常に練習しやすいです。
iPadでなくとも、液タブや板タブがあれば、画像を画面にトレースしていければ練習の環境が整います。
そして、画像の上からアタリの線を引いていく。
そう、この繰り返しで、アタリの基準を自分で見つけていければと思います。
アタリをつけて描くことで見える全体のバランスのまとめ
人の体のバランスは、その人の癖で全然変わってきます。
骨格も同じです。
猫背の人、肩が前に入っている人、自然に手をだらーんとした時に手の甲が前に向く人(通常は横だとして)、重心が常に片方の足にどっぷりと浸かっている人、などなど。
多様性に富んでいて、描くたびに発見があります。
クロッキーをするたびに発見があります。
だから、クロッキーをすることって、人との接点でもあり、人間を知る旅をしてるんだなぁくらいの感覚でやっています。
人を見た時に、なんとなくその重心やバランスが見えてくるから練習あるのみですね。
One thought on “漫画家のように目や顔だけから描くのか。アタリをつけて描くことで見える全体のバランス”
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