杉並区新しい芸術鑑賞様式助成事業
WITH THE SOUND
10/4 14時スタート
場所:ON THE ROOF+(阿佐ヶ谷)
住所:東京都杉並区阿佐谷南1-14-13 T.コンフォート 地下1階
———-出演者———–
江藤あや(Vocal)
千田恭平(Guitar)
藤田祥子(箏)
藤田晄聖(尺八)
朗読バラード
レレケン(ウクレレ)
トコラテン(朗読)
村男(Guitar&Vocal)
Fumi(Bass)
一史(Drum)
山縣有斗(司会&モノローグ)
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総合演出:山縣有斗
制作・主催:ここなみ舎


目次
舞台をひとつ、ご用意できました。
本当に有難いことです。今回の「WITH THE SOUND」も、朗読などのイベントで活動している「ここなみ舎」主催で開催させて頂きます。昨年9月に杉並公会堂で開催した「More Than Words ~音の波~」以来の公演となります。8月に広島で予定していたイベントも、新型コロナウィルスの影響で事前に辞退をさせて頂きました。別件ですが残念なことにその他、山縣演出の舞台も中止になっていった次第です。
そんな中、杉並区の新しい芸術鑑賞助成事業の案内を頂き、申請してみたところ無事に承認された次第です。文化庁の補助金は手続きが面倒な上に、公演した後に申請。助成金が下りるか分からない中でイベントを打つ不安、そして助成金が下りても半額程度のモノだったりと手を出しにくい部分がありました。公演した後に助成金が下りないということは、その使ってしまった全額を収益から負担せざるを得ないからです。一か八か、な制度ですよね。その点、杉並区の助成金は親切なアクションだと思いました。
杉並区新しい芸術鑑賞様式助成事業
区では、新型コロナウイルス感染症の影響により、劇場・ホールなどの文化・芸術を発信する場や演劇・コンサートなどの表現活動が失われないよう、双方を支える「すぎなみアート応援事業」を実施します。杉並区の文化・芸術の土壌を維持し、区民の皆さまが安心して文化・芸術を楽しむことのできる環境を整えていきます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、公演や展示会等の中止が相次ぎ、文化・芸術活動の機会が失われています。活動の再開に向けて、区民等が安心して芸術を鑑賞できるよう、3密を防ぐ等の感染症対策を講じて区内で実施する文化・芸術活動事業(新しい芸術鑑賞様式)に対し、その事業に係る経費の一部を助成します。
※杉並区HP参照
WITH THE SOUND 出演者のご紹介
今回も素敵なアーティストたちが集まって下さいました。本当に有難いことです。表現者を知れば知るほど、そのLIVE表現は楽しくなります。そのひとつの道しるべとしてぜひご覧下さい。
※すべて敬称略とさせて頂きます。
江藤あや

江藤あや(Vocal)
ドラマ『相棒season17』4話、シャブ山シャブ子がTwitterトレンド1位に!『東京ラブストーリー』『ブスの瞳に恋してる』『スキャンダル弁護士Queen』『都立水商!』など。映像、舞台、CMなどで活躍中の女優。
2019年1月、自ら作詞に初挑戦した『あおぞら』にて歌手デビュー!
2020年、待望のミニアルバム【彩-irodori-】をリリース!!
愛知県知多市ふるさと観光大使も務めている。
千田恭平

千田恭平(ちだきょうへい)
レフティのギタリスト、編曲家。 音の旅人”カカシカシカカ”のフロントマン(ボーカル・ギター)としても活動中。
※今回は、江藤あやのサポートとして登場します。
藤田祥子

藤田祥子(ふじたさちこ)
箏.三弦奏者、女優。工房めでたや主宰。 国内外にて演奏会、コンサートに多数参加。 作曲家とのコラボレーションで新作初演多数。 近年は、作.演出.演奏を担当し、 伝統音楽と芝居を用いて 現代に調和し尚且つ伝統音楽の世界観を 踏襲した舞台をプロデュースしている。 新進演奏家紹介コンサートオーディション最優秀賞受賞。 剣道初段。
藤田 晄聖

藤田 晄聖(ふじた こうせい)
高校1年のときに尺八と出会い、高校3年間と大学4年間、都山流尺八を習う。 その後、古典本曲を志し、琴古流・海童道を高橋法聖氏に師事。琴古流本曲・海童道曲を修める。また、大学時代に尺八と並行して、箏曲を、生田流正派邦楽会大師範黒澤千賀子氏に師事。 モントワール国際民俗音楽フェスティバル(フランス)に、黒澤箏アンサンブルのメンバーとして参加。
現在は、尺八を中心に活動。
自らの音を「響音(ひびきね)」と称し、人間の営みと自然とが心地よく響き合う調和を、 尺八の音を通して表現・追求している。 尺八の本流である古典本曲を柱に、多くの人にその音色の響きを届けるため、都内各所でストリート演奏・ライブ・作曲・教授活動を展開している。
琵琶・尺八・舞いによるユニット「琵尺舞(びしゃくまい)」に参加。
朗読バラード

レレケン(ウクレレ) トコラテン(朗読)
コンテンポラリー朗読のトコラテンと、ファンキーなウクレレ弾き語りのレレケンのコラボユニット。 ラジオ番組のような世界を目指し、詩、物語、名言、替え歌、洋楽、アニソン、昭和歌謡…などなど、バラエティ豊かなラインナップでお届けします。
※トコラテンは、ソロでも出演します。
村男

村田と言えば英雄(ひでお)と言われてしまうこの厳しい村田社会の中で、縦書きで書くとあぁ成る程ね、、、でお馴染み。どうも村男(むらおとこ)です。
Fumi

Fumi
新潟生まれ埼玉育ち。 ベーシスト活動の傍ら、 絵本やイラストを描いて過ごしています。 instagram:@fumi.sion
一史

一史
地元広島を拠点にバンド活動の後、ジャズドラマーBrianBladeの演奏を聴いて本格的にドラムを始める。26歳で上京し、フリーのドラマーとして、国内外多数のアーティストとセッションを繰り返す。直近ではテレビ朝日系列ドラマスペシャル「陰陽師」の挿入曲レコーディングに参加。
Ⅾrum:一史 Bass:Fumi
LIVE配信予定
アプリ配信でお届けする予定です。無料配信ですが、投げ銭制となりますので、どうか投げて下さいませ。アーティストを支える一部になります。初めての試みですので、どうなるか分かりませんが・・・。
詳細はまた10月にご案内いたします。
まとめ

コロナ禍で直面したこと。芸術関係(映画・絵画・舞台など)以外にも零細化した商売がたくさんあったこと。今現在も先行きが見えない中で生活されてる方がたくさんいらっしゃること。まざまざと見せつけられてます。しかも著名な方の舞台公演ですらチケット収入がメインだなんて、この世界はどうなっちゃってるの?と胸を痛めます。どうか、手が差し伸べられますように。その為に、公助があり、税金が集まったのだと思います。その一部をどうか広く注がれていくことを願っています。
私が思うに、世界中でアートを大切にする動きがあったからこそ、国内でもこのような助成判断が生まれたのかも知れません。なぜなら韓国や北米や西欧諸国はフリーランスのアーティストにも早い段階で補助金など出しているからです。この日本においては、ましてや文学や芸術予算をカットし続けてきた国だからこそ、どうなるかと未だに心配しています。手続きは大変ですが、文化庁の持続化給付金などの動きがありました。しかし、文化継続支援金などは、10回申請してもまだ不備があるということで承認を得れていない方もいらっしゃるくらいなのです。
ひとまず、エネルギーの放出と、アートがお客様と交流できる場を存分に楽しみたいと思っています。ご期待下さい。